糸魚川石(読み)いといがわせき

最新 地学事典 「糸魚川石」の解説

いといがわせき
糸魚川石

itoigawaite

化学組成SrAl2Si2O7OH2・H2Oの鉱物直方晶系,空間群Cmcm,格子定数a0.6031nm, b0.8945, c1.3219,単位格子中4分子含む。微細卓状結晶集合体。ガラス光沢。劈開一方向に良好。硬度5〜5.5。計算密度3.37ɡcm3。青色,条痕白色。二軸性正,屈折率α1.664, β1.593, γ1.688,2V=81°(計算値)。ローソン石族の一種。ローソン石のCaをSrで置換したもの。ラベンダー色あるいは無色のひすい輝石岩を切る細脈としてペクトライト・ルチル・チタン石などを伴って産出。新潟県糸魚川市親不知おやしらず海岸から発見され,産地にちなみ,宮島宏ほかによって命名(IMA 1998-034)。参考文献H.Miyajima et al. (1999) Min. Mag.,Vol. 63:909

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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