糸魚川石(読み)イトイガワセキ

デジタル大辞泉 「糸魚川石」の意味・読み・例文・類語

いといがわ‐せき〔いといがは‐〕【糸魚川石】

新潟県糸井川市の親不知海岸で発見された鉱物。ヒスイの転石に含まれていた。ストロンチウムを含む珪酸塩けいさんえん鉱物であり、ローソン石に含まれるカルシウムをストロンチウムに置き換えた組成をもつ。青色または青紫色。斜方晶系。イトイガワアイト。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 松原

最新 地学事典 「糸魚川石」の解説

いといがわせき
糸魚川石

itoigawaite

化学組成SrAl2Si2O7(OH)2・H2Oの鉱物。直方晶系,空間群Cmcm,格子定数a0.6031nm, b0.8945, c1.3219,単位格子中4分子含む。微細卓状結晶集合体。ガラス光沢。劈開一方向に良好。硬度5〜5.5。計算密度3.37ɡcm−3。青色,条痕白色。二軸性正,屈折率α1.664, β1.593, γ1.688,2V=81°(計算値)。ローソン石族の一種。ローソン石のCaをSrで置換したもの。ラベンダー色あるいは無色のひすい輝石岩を切る細脈としてペクトライト・ルチル・チタン石などを伴って産出。新潟県糸魚川市親不知(おやしらず)海岸から発見され,産地にちなみ,宮島宏ほかによって命名(IMA 1998-034)。参考文献:H.Miyajima et al. (1999) Min. Mag.,Vol. 63:909

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む