糾う(読み)アザナウ

デジタル大辞泉 「糾う」の意味・読み・例文・類語

あざな・う〔あざなふ〕【糾う】

[動ワ五(ハ四)]糸をより合わせる。縄をなう。絡ませるようにして交え合わせる。「禍福は―・える縄のごとし」
[類語]縒る縒り合わせる縒りを掛ける捻る

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精選版 日本国語大辞典 「糾う」の意味・読み・例文・類語

あざな・うあざなふ【糾】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 からませるようにして交え合わせる。糸などをより合わす。縄をなう。
    1. [初出の実例]「サア読め聞かんと手をあざなへ耳を済ましてきく親仁」(出典:浄瑠璃・鶊山姫捨松(1740)二)

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