捻る(読み)ヒネル

デジタル大辞泉 「捻る」の意味・読み・例文・類語

ひね・る【捻る/×拈る/×撚る】

[動ラ五(四)]
指先でつまんで回す。「スイッチを―・る」「コックを―・る」
からだの一部をねじって向きを変える。「腰を―・る」「足首を―・って痛める」
ねじって回したり、締めたりして殺す。「とりを―・る」
つねる。「ほっぺを―・る」
いろいろと悩みながら考えをめぐらす。「対策に頭を―・る」
わざと変わった趣向考案をする。「―・った問題を出す」
苦心して俳句や歌などを作る。「一句―・る」
簡単に負かす。かたづける。「相手投手に軽く―・られる」
金銭を紙に包む。「心付けを―・って渡す」
ねじ[用法]
[可能]ひねれる
[類語]曲げるねじるよじるねじれるよじれるたわめるねじ上げるねじ向けるれる捻転

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android