デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀岡前来目」の解説 紀岡前来目 きのおかざきのくめ 「日本書紀」にみえる武人。紀伊(きい)名草(なぐさ)郡岡前(和歌山市岡崎)を本拠とした来目(久米)氏とみられ,その名を欠く。紀小弓(おゆみ),大伴談(おおともの-かたり)らのひきいる新羅(しらぎ)(朝鮮)征討軍にくわわり,新羅軍を撃ちやぶった。残兵との戦闘で談とともに雄略天皇9年討ち死にしたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例