デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀木津魚」の解説 紀木津魚 きの-こつお ?-? 奈良-平安時代前期の官吏。紀飯麻呂(いいまろ)の子。紀百継(ももつぐ)・魚員(いおかず)(平城(へいぜい)天皇妃)の父。宝亀(ほうき)年間(770-780)に山部王(桓武(かんむ)天皇)の病気平癒のため,紀勝長らと四天王像をつくる。美濃守(みののかみ),右兵衛督(うひょうえのかみ),内匠頭(たくみのかみ)を歴任。延暦(えんりゃく)12年(793)桓武天皇の遊猟の供をし,15年以前に死去。名は「きづいお」ともよみ,木津雄ともかく。 紀木津魚 きの-きづいお ⇒きの-こつお 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例