紀牟良自(読み)きの むらじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀牟良自」の解説

紀牟良自 きの-むらじ

?-? 奈良時代武人
神亀(じんき)元年(724)陸奥(むつ)で蝦夷(えみし)の反乱がおきたとき,持節大将軍藤原宇合(うまかい)のもとで功をあげ,勲六等と田2町をさずかる。天平(てんぴょう)9年(737)陸奥-出羽(でわ)間の直通路開通のため特派された持節大使藤原麻呂(まろ)の判官(じょう)となり,鎮守将軍大野東人(あずまひと)にしたがって行軍した。名は武良士ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む