デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀真象」の解説 紀真象 きの-まかた ?-? 奈良時代の官吏。駿河介(するがのすけ)。天平宝字(てんぴょうほうじ)元年(757)の文章生(もんじょうしょう)のときの対策文(国家試験の答案)が「経国(けいこく)集」にある。「戦わずして新羅(しらぎ)を服従させる方策いかん」という時事問題など2問にこたえて試験に合格したとみられ,大初位(そい)上から正六位上に昇進している。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例