精選版 日本国語大辞典 「国家試験」の意味・読み・例文・類語
こっか‐しけん コクカ‥【国家試験】
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公務員の採用または、特定の業務に必要な資格(一定の地位・活動についての免許を与えるため)などその合格者に資格を付与したり、一定の技能を証明するために国家が管理して行う試験。おもな国家試験としては次のようなものがある。まず採用試験として分類されるものに、国家公務員総合職・一般職・専門職・経験者採用試験(2012年度から、国家公務員制度改革基本法により、従来の国家公務員採用Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ種、その他の採用という試験制度の見直しが行われた)などがあり、合格者は国家公務員の資格を得る。公務員の身分を離れた場合、その資格はなくなる。次に資格試験として、弁護士、医師、公認会計士、司法書士、税理士などの業務を行うための資格取得を目的とする試験がある。また国家が特定の技能を有することを認定・証明する認定試験があり、情報処理技術者試験など各種技能についての試験で技術者などの称号を得ることができる。なお国家試験は、このほか試験主体からの分類も可能である(国・地方自治体、それ以外の団体の行う試験という観点からの分類)。
[平田和一]
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… 現代社会の試験はまた,各種の資格制度と結びつき,資格の賦与や制限の手段としても重要な役割をはたしている。医師,弁護士,教員などの専門的職業の資格認定や,行政官僚の選抜・任用のために国家の行う試験(国家試験)は,その典型例である。特定の人々だけに資格を与え,制限することを目的としたこの種の試験は,それが公共の福祉や社会的公正という点で,必要であると認知されてはじめて正統性をもちうる。…
※「国家試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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