初位(読み)ショイ

デジタル大辞泉 「初位」の意味・読み・例文・類語

しょ‐い〔‐ヰ〕【初位】

律令制で、最下位位階。八位の下で、大初位少初位があり、それぞれを上・下に分ける。そい。
仏語三乗修行最初段階

そ‐い〔‐ヰ〕【初位】

しょい(初位)1

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精選版 日本国語大辞典 「初位」の意味・読み・例文・類語

しょ‐い‥ヰ【初位】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、八位の下の最下位の位階。大少上下の四等に分かれる。そい。
    1. [初出の実例]「凡応叙。親王四品。諸王五位。諸臣初位以上」(出典令義解(718)公式)
  3. 仏語。三乗の修行の初階をいう。
    1. [初出の実例]「初位の菩薩おほく人王となる」(出典:十善法語(1775)一)
    2. [その他の文献]〔翻訳名義集‐六〕

そ‐い‥ヰ【初位】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、八位の下の最下位の位階。大初位の上・下と少初位の上・下の四階がある。しょい。〔書言字考節用集(1717)〕

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