紅葉衣(読み)もみじごろも

精選版 日本国語大辞典 「紅葉衣」の意味・読み・例文・類語

もみじ‐ごろももみぢ‥【紅葉衣】

  1. 〘 名詞 〙 紅葉襲(もみじがさね)の衣。陰暦九月から一一月まで用いる。また、紅葉の散りかかる衣や紅葉を敷きつめたさまのたとえにもいう。もみじころも。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「巖の上の苔筵、片敷く袖も紅葉衣の、紅深き顔ばせの」(出典:謡曲・紅葉狩(1516頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android