納の庚申(読み)おさめのこうしん

精選版 日本国語大辞典 「納の庚申」の意味・読み・例文・類語

おさめ【納】 の 庚申(こうしん)

  1. その年最後の庚申の日に、三尸(さんし)という虫の災いを防ぐために庚申堂参詣すること。果(はて)の庚申。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「参詣の人々、初庚申よりも、願成就いはゐおさめの庚申まふでよと群集して」(出典:難波鑑(1680)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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