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三尸 サンシ

デジタル大辞泉の解説

さん‐し【三×尸】

道教で、人の体内にすんでいるという3匹の庚申(こうしん)にあたる夜、人の眠っているすきに体内から抜け出て、その人の罪悪を天帝に告げ知らせるという。三尸虫。→庚申待

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世界大百科事典 第2版の解説

さんし【三尸 sān shī】

中国,道教において人間の体内にいて害悪をなすとされる虫。早く,晋の葛洪の《抱朴子》には,人間の体内に三尸がおり庚申の日に昇天し司命神に人間の過失を報告して早死させようとすると記す。くだって,宋の《雲笈七籤》所収の《太上三尸中経》では,三尸の上尸を彭倨,中尸を彭質,下尸を彭矯と呼び,この三彭は小児や馬の姿に似,それぞれ頭部,腹中下肢にあって害をなす。庚申の日,昼夜寝なければ三尸は滅んで精神が安定し長生できると記す。

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大辞林 第三版の解説

さんし【三尸】

道教で、人の腹の中にすむといわれる三匹の虫。この虫が庚申こうしんの夜、人の寝ている間に天に昇って、その罪過を上帝に密告すると長生きできないという。 → 庚申待こうしんまち

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