初庚申(読み)ハツコウシン

デジタル大辞泉 「初庚申」の意味・読み・例文・類語

はつ‐こうしん〔‐カウシン〕【初×庚申】

その年最初庚申かのえさるの日。帝釈天たいしゃくてんの最初の縁日で、各地帝釈天を祭る寺や庚申堂参詣する。初帝釈。 新年「梅が香や―の背戸風呂蓼太

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精選版 日本国語大辞典 「初庚申」の意味・読み・例文・類語

はつ‐こうしん‥カウシン【初庚申】

  1. 〘 名詞 〙 その年の最初の庚申(かのえさる)の日。この日には、帝釈天に詣でる習慣がある。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「納庚申〈略〉参詣の人々、初庚申よりも、願成就いはゐおさめの庚申まふでよと群集して」(出典:難波鑑(1680)六)

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