紙表具(読み)カミヒョウグ

デジタル大辞泉 「紙表具」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ひょうぐ〔‐ヘウグ〕【紙表具】

書画を紙で表装すること。また、その掛け軸。紙表装。絹表具などに対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紙表具」の意味・読み・例文・類語

かみ‐ひょうぐ‥ヘウグ【紙表具】

  1. 〘 名詞 〙 書画の幅を、紙で表装すること。また、紙で表装した書画の軸物。絹表具(きぬひょうぐ)などに対していう。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「なんぼ紙表具(カミヒャウグ)でも、一体が拙からず、正真(じん)の唐(から)じゃ」(出典談義本・教訓雑長持(1752)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android