素本(読み)ソホン

デジタル大辞泉 「素本」の意味・読み・例文・類語

そ‐ほん【素本/×麁本】

すほん(素本)1

す‐ほん【素本】

漢籍・経典などで、訓点注釈のついていない書物無点本。そほん。
書き入れなどのない普通の書物。

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精選版 日本国語大辞典 「素本」の意味・読み・例文・類語

そ‐ほん【素本・麁本】

  1. 〘 名詞 〙 本文だけで、注釈などを加えてない本。漢文白文の本など、訓点、送り仮名などのつけてない本。すほん。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「渡辺彌七郎へ論語素本返之了」(出典言経卿記‐天正七年(1579)正月一七日)

す‐ほん【素本】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 漢文などで、訓点・注釈などのついていない書物。無点本。そほん。
  3. 書き入れなどのない普通の本。

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