ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「素材産業の高付加価値化」の意味・わかりやすい解説 素材産業の高付加価値化そざいさんぎょうのこうふかかちか 素材産業,つまり鉄鋼や繊維産業などが素材の生産にとどまらず,その高次加工段階へ進む場合と,自動車用高張力鋼板とかシルク・梳毛 (そもう) の風合いを出すポリエステル繊維「新合繊」の開発など汎用素材ではなく,特殊用途向けの付加価値の高い素材の生産を行なうことの2つの内容がある。一般的には,素材生産とその加工段階では適正規模,技術,競争条件が異なるために,素材メーカーが2次加工に向かうよりも,最初から高付加価値素材の生産に向かうケースが多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by