素袋(読み)すぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「素袋」の意味・読み・例文・類語

す‐ぶくろ【素袋・寸袋】

  1. 〘 名詞 〙 刀剣の鞘(さや)をつつむ袋。すんぶくろ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「中脇差に栖袋(スブクロ)を掛。さしおろしの菅笠を被て」(出典浮世草子好色二代男(1684)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android