細口(読み)ホソグチ

デジタル大辞泉 「細口」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐ぐち【細口】

《「ほそくち」とも》
びんなどの口の細いもの。
花器の口の細いもの。

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精選版 日本国語大辞典 「細口」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐くち【細口】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほそぐち」とも )
  2. びんなどの容器の口が、細く小さいこと。また、そのもの。花瓶、とっくりなどにいう。
    1. [初出の実例]「ホソ口に花」(出典:松屋会記‐久政茶会記・天文六年(1527)九月一三日)
  3. 細形、また小形のもの。
    1. [初出の実例]「其次に丹後の細口(ホソクチ)の鰤を片身売に出しける」(出典浮世草子世間胸算用(1692)五)

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