改訂新版 世界大百科事典 「細川の血達磨」の意味・わかりやすい解説 細川の血達磨 (ほそかわのちだるま) 講談。肥後熊本の細川家に伝わる名宝の由来譚。主人公の名をとって《大川友右衛門(おおかわともえもん)》とも題する。細川綱利侯に仕えた大川友右衛門は,江戸屋敷類焼の際,切腹して主家の重宝達磨の掛軸をみずからの腹中に収め,命にかえてみごと,お家の宝を守り通したという。この血に染まった達磨が,細川の血達磨と呼ばれ,長く友右衛門の忠節がたたえられた。いわゆる武勇物,忠義物の一つであるが,その他友右衛門が綱利の小姓と男の契り(衆道)を結ぶ話や妖刀村正のたたりなど面白いくだりがある。→血達磨物執筆者:吉沢 英明 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 基板製造 A&I株式会社 長野県 佐久市 時給1,100円~1,375円 派遣社員 サッシの製造業務/土日休み/簡単作業/日勤/未経験OK/長期休暇あり アソシエ・ネット・WORK株式会社 岩手県 花巻市 時給1,200円 派遣社員 Sponserd by