20世紀日本人名事典 「細川隆元」の解説
細川 隆元
ホソカワ リュウゲン
昭和期の政治評論家
- 生年
- 明治33(1900)年1月17日
- 没年
- 平成6(1994)年12月19日
- 出生地
- 熊本県熊本市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学法学部政治学科〔大正12年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 菊池寛賞(第24回)〔昭和51年〕「時事放談」(TBSテレビ)
- 経歴
- 大正12年朝日新聞社に入社。政治部長、ニューヨーク支局長、編集局長を経て、昭和20年同社参与。22年社会党から衆院議員に当選、片山内閣の渉外部門で活躍したが、次の選挙で落選。以後政治評論家として活躍。32年から始まったTBSの「時事放談」は62年3月まで30年間続き、時局時世をその鋭い舌鋒で切りまくり人気を集めた。また、中教審や宇宙開発審などの委員を多数歴任し、政府のブレーン的役割も務めた。著書は「昭和人物史」「実録朝日新聞」「田中義一」「朝日新聞外史」「戦後日本をダメにした学者・文化人」「隆元のわが宰相論」「男でござる」(全2巻)「天皇陛下と語る」など多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報