細形銅剣(読み)ほそがたどうけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「細形銅剣」の意味・わかりやすい解説

細形銅剣
ほそがたどうけん

有茎式銅剣の一種。身の下半部の両側縁がくびれ,そのくびれた部分の上端に小さな棘状突起がつくりだされたもので,形態からみて遼寧式銅剣関連があることは明らかである。主として朝鮮半島日本から発見されるが,まれに沿海州や中国東北地区でも発見される。朝鮮では前3世紀頃から使用されており,日本では弥生時代前期末から使用されている。日本の平形銅剣は細形銅剣から派生したものである。

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世界大百科事典(旧版)内の細形銅剣の言及

【銅剣】より

…朝鮮,日本の銅剣はこの剣の系譜下にある。朝鮮では遼寧式銅剣を祖型として前3世紀ころに細形銅剣を製作しはじめた。この剣は剣身側縁に刳り(えぐり)があり脊に鎬(しのぎ)を研(と)ぎ出す。…

※「細形銅剣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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