細気(読み)ささらけ

精選版 日本国語大辞典 「細気」の意味・読み・例文・類語

ささら‐け【細気】

〘名〙 (「ささらげ」とも。多く「ささらけもない」の形で用いる) ほんの少しのけはい。わずかに見られる様子
※玉塵抄(1563)一七「上のりめきた官人がきいて、なにともおもわぬささらげもないかおをしたぞ」
※匠材集(1597)四「さりげなき 世俗にささらけもなきといふ事也 又さらぬ躰なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android