細江神社(読み)ほそえじんじや

日本歴史地名大系 「細江神社」の解説

細江神社
ほそえじんじや

[現在地名]細江町気賀

気賀きが地内上町かみまちのうち、東西に走る国道三六二号の北側に鎮座する。祭神素戔嗚尊など。旧郷社。江戸期まで牛頭天王社・天王社とよばれたが、明治元年(一八六八)現社名に改称。社伝によると、明応地震の際の津波で浜名湖南岸にあった「角避比古神社」(「延喜式」神名帳にみえる浜名郡の名神大社)流失、神体が気賀けが村に漂着したのでこれを祀り、永正八年(一五一一)に現在地に社宮を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android