終わらざる夏(読み)オワラザルナツ

デジタル大辞泉 「終わらざる夏」の意味・読み・例文・類語

おわらざるなつ〔をはらざるなつ〕【終わらざる夏】

浅田次郎長編小説。平成22年(2010)、上下2巻で刊行太平洋戦争末期の昭和20年(1945)夏に召集令状を受け取り北の孤島に渡った男たちの運命を描く。第64回毎日出版文化賞受賞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「終わらざる夏」の解説

終わらざる夏

浅田次郎による著作。1945年8月18日に、千島列島東端の島、占守島で起きたソ連軍との戦いを描く。2010年刊行。同年、第64回毎日出版文化賞(文学・芸術部門)受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android