デジタル大辞泉
「結い」の意味・読み・例文・類語
ゆい〔ゆひ〕【結い】
[名]
1 結うこと。また、結ったもの。「髪結い」
「山守のありける知らにその山に標結ひ立てて―の恥しつ」〈万・四〇一〉
2 家相互間で、双務的に力を貸し合う労働慣行。また、それをする人。田植え・稲刈りのときに行われる。手間換え。
[接尾]助数詞。
1 くくり束ねたものを数えるのに用いる。
「宮司召して、衣二―とらせて」〈枕・八七〉
2 銭を数えるのに用いる。銭100文を一結いとする。
「運びける用途十―をば」〈略本沙石集・六〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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