結の神(読み)むすびのかみ

精選版 日本国語大辞典 「結の神」の意味・読み・例文・類語

むすび【結】 の 神(かみ)

  1. ( 「むすひのかみ(産霊神)」を後世「むすびの神」と解して「結びの神」に当てたもの ) 男女の縁をとり結ぶという神。むすぶのかみ。むすぶえにしのかみ。
    1. [初出の実例]「結(ムス)びの神の守りめに」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)京)

むすぶ【結】 の 神(かみ)

  1. むすび(結)の神〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「きるに切れぬ縁の糸結(ムス)ぶの神の神かけて」(出典:浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む