結昆布(読み)むすびこぶ

精選版 日本国語大辞典 「結昆布」の意味・読み・例文・類語

むすび‐こぶ【結昆布】

  1. 〘 名詞 〙むすびこんぶ(結昆布)
    1. [初出の実例]「菓子 むすひこふ・きんなん・ささい・うちくり・やうかん五種」(出典:松屋会記‐久政茶会記・弘治三年(1557)四月二四日)

むすび‐こんぶ【結昆布】

  1. 〘 名詞 〙 適当な長さに切った昆布を結んだもの。煮物にし、また、雑煮などに入れる。むすびこぶ。《 季語新年
    1. [初出の実例]「茶子者、〈略〉唐納豆・結昆布」(出典:新札往来(1367)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android