結晶場(読み)けっしょうば(その他表記)crystal field

最新 地学事典 「結晶場」の解説

けっしょうば
結晶場

crystal field

鉱物結晶を構成する一つのイオンは,周囲のイオンのつくる力の場に置かれていると考える。例えば,珪酸塩鉱物中の金属イオンは,それを取り巻く酸素のつくる4~6配位の陽イオン席の結晶場にあることが多い。かんらん石輝石にはM1とM2と呼称される結晶学的に非等価な席(site),6配位の結晶場が2種ある。遷移元素のイオンは結晶場安定化エネルギーが大きくなるように席を選択して占める。Mg, Caなどの非遷移元素は席の大きさが席選択の基準になる。これらの結晶場の選択は温度圧力関数になる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「結晶場」の意味・わかりやすい解説

結晶場
けっしょうば
crystal field

結晶中には多数原子やイオンが規則的に配列している。そのなかの1個の原子またはイオンに注目したとき,これは周囲の原子やイオンからのクーロン場電子雲による場などを受ける。これらをひっくるめた実効的な力場を結晶場という。配位子場はその拡張である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む