結村(読み)むすぶむら

日本歴史地名大系 「結村」の解説

結村
むすぶむら

[現在地名]城崎町結

現城崎町の東部、円山(まるやま)川下流右岸に位置し、西の大部分は赤石(あかいし)村(現豊岡市)、南は下鶴井(しもつるい)村(現同上)に接する。共同作業の結(ゆい)に由来する地名か。伊勢祭主神祇大副で三十六歌仙の一人、大中臣能宣に「たぢまのくにのゆにまかるみちに、むすぶのうらといふところにて、人人歌よみ侍りしに、いそぐことはべりて」という詞書をもつ「たちかへりとくといそげばさしてこしむすぶのうらのかひもなきかな」(能宣集)があり、承香殿女御、藤原知家も「むすぶのうら」を詠んでいる(夫木抄)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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