結村(読み)むすぶむら

日本歴史地名大系 「結村」の解説

結村
むすぶむら

[現在地名]城崎町結

現城崎町の東部円山まるやま川下流右岸に位置し、西の大部分赤石あかいし(現豊岡市)、南は下鶴井しもつるい(現同上)に接する。共同作業のゆいに由来する地名か。伊勢祭主神祇大副で三十六歌仙の一人、大中臣能宣に「たぢまのくにのゆにまかるみちに、むすぶのうらといふところにて、人人歌よみ侍りしに、いそぐことはべりて」という詞書をもつ「たちかへりとくといそげばさしてこしむすぶのうらのかひもなきかな」(能宣集)があり、承香殿女御、藤原知家も「むすぶのうら」を詠んでいる(夫木抄)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む