デジタル大辞泉
「結構者」の意味・読み・例文・類語
けっこう‐しゃ【結構者】
「結構人」に同じ。
「よしよし、今は是まで。―も事による」〈浄・国性爺〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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けっこう‐しゃ【結構者】
- 〘 名詞 〙
- ① すぐれた人。
- [初出の実例]「Qeccôxa(ケッコウシャ)。すなわち、ケッコウナ ヒト」(出典:日葡辞書(1603‐04))
- ② =けっこうじん(結構人)①
- [初出の実例]「勇もなく智もなく、只結構者(ケッカウシャ)にて、毒にも薬にもならぬ、薬師寺の次郎左衛門」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)五)
- ③ =けっこうじん(結構人)②
- [初出の実例]「猶此上も大蔵は元の阿呆に立帰り、源氏の旗を揚ぐる迄は時めく平家の無理我儘、避(よ)けて通す結構者(ケッコウシャ)」(出典:浄瑠璃・鬼一法眼三略巻(1731)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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