結針魚(読み)むすびざより

精選版 日本国語大辞典 「結針魚」の意味・読み・例文・類語

むすび‐ざより【結針魚】

  1. 〘 名詞 〙 針魚(さより)三枚におろして骨を抜き、軽く結んだもの。塩を振ってゆがいて吸物の実や茶碗蒸などに用いる。
    1. [初出の実例]「吸物はむすびざよりにしておこふ」(出典:洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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