絞り熱量計(読み)しぼりねつりょうけい(その他表記)throttling calorimeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「絞り熱量計」の意味・わかりやすい解説

絞り熱量計
しぼりねつりょうけい
throttling calorimeter

湿り蒸気の乾き度の測定に用いられる装置の一種。湿り蒸気を弁などを用いて絞る (等エンタルピー膨張) と,次第に乾き度が増加して乾き飽和蒸気となり,ついには過熱蒸気になる性質を利用する。すなわち,絞り前の湿り蒸気の圧力あるいは温度と絞り後の過熱蒸気の圧力と温度の測定値から,湿り蒸気の乾き度が求められる。ただし,水蒸気の場合,約 30kgf/cm2 ぐらいより以上の圧力の場合には,絞るとかえって乾き度の値が減少することがある。

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