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過熱蒸気 カネツジョウキ

デジタル大辞泉の解説

かねつ‐じょうき〔クワネツ‐〕【過熱蒸気】

沸点以上に加熱された蒸気。普通は水蒸気についていい、温度が多少下がっても水に戻らないので効率がよく、蒸気タービン蒸気機関などに用いる。

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百科事典マイペディアの解説

過熱蒸気【かねつじょうき】

沸騰によって発生した蒸気(飽和蒸気)を圧力は変えずにさらに加熱した,飽和温度より高温の蒸気。普通過熱器でつくられるが,超臨界圧ボイラーでは650℃程度まで利用される。

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大辞林 第三版の解説

かねつじょうき【過熱蒸気】

水から分離した水蒸気を沸点以上に加熱したもの。高温度の加水分解やボイラーなどの効率を高めるために利用される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

過熱蒸気
かねつじょうき

ボイラー内で発生した蒸気をさらに加熱した熱量の高い蒸気。圧力一定のもとで液体を加熱すると温度が上昇し、一定温度に達すると蒸発し始める。この場合、加熱を続けても、全部の液体が蒸発するまで温度は一定である。液体と蒸気とが共存しているときは湿り飽和蒸気といい、全部蒸気になったものを乾き飽和蒸気という。乾き飽和蒸気をさらに加熱し蒸気の温度を高くしたものが過熱蒸気である。過熱蒸気を使うことで、タービンなど機関の効率をあげることができる。[中山秀太郎]

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