絡緯(読み)らくい

精選版 日本国語大辞典 「絡緯」の意味・読み・例文・類語

らく‐い ‥ヰ【絡緯】

文華秀麗集(818)下・和内史貞主秋月歌〈嵯峨天皇〉「三更露重絡緯鳴、五夜風吹砧杵声」 〔李白‐長相思〕

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普及版 字通 「絡緯」の読み・字形・画数・意味

【絡緯】らくい(ゐ)

こおろぎ。きりぎりす。〔古今注、中、魚虫(さけい)、一名促、一名絡、一名蟋蟀(しつしゆつ)。促とは、鳴く聲、がすが如く、~絡とは、其の鳴く聲、紡の如くなるを謂ふなり。

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