デジタル大辞泉 「絡」の意味・読み・例文・類語 らく【絡】[漢字項目] [常用漢字] [音]ラク(呉)(漢) [訓]からむ からまる からめる1 糸をからめる。「籠絡ろうらく」2 つながる。つなぐ。「絡繹らくえき/短絡・脈絡・連絡」3 漢方で、たての脈(気血の通る管)の間を横につなぐ支脈。「経絡・刺絡」[名のり]つら・なり[難読]絡繰からくり・手絡てがら 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「絡」の読み・字形・画数・意味 絡常用漢字 12画 [字音] ラク[字訓] めぐる・まつわる・からむ[説文解字] [字形] 形声声符は各(かく)。各に洛・烙(らく)の声がある。〔説文〕十三上に「絮(ふるわた)なり」とし、前条に「絮(じよ)は敝(やぶ)れたる緜(わた)なり」とあり、古綿をいう。また「一に曰く、の未だ(ひた)さざるものなり」とする。いずれも絡(から)み合い、纏(まと)いつきやすいものである。すべて巻きつけること、長く連なる状態にあるものをいう。[訓義]1. めぐる、つなぐ。2. まつわる、からむ、まとわる、つらなる。3. ふるわた。4. つむぎ、きぎぬ、きあさ。5. きずな、つるべなわ。6. あみ。[古辞書の訓]〔和名抄〕絡 楊氏語抄に云ふ、絡、多々理(たたり)〔名義抄〕絡 マク・イトマク・クサリ・クサル・ヨル・ツツム・モトホル・ユフ・シバル・マツフ・マトフ・メグレリ・メグル/絡石 ツタ/絡 タタリ[語系]絡・珞・lakは同声。玉をまくを珞(らく)といい、竹を編んで作るを(らく)という。[熟語]絡緯▶・絡纓▶・絡繹▶・絡子▶・絡糸▶・絡車▶・絡石▶・絡束▶・絡続▶・絡▶・絡頭▶・絡脳▶・絡幕▶・絡縛▶・絡縫▶・絡脈▶[下接語]緯絡・纓絡・覊絡・経絡・絡・交絡・珠絡・織絡・断絡・纏絡・包絡・紡絡・脈絡・網絡・羅絡・絡絡・流絡・連絡・籠絡 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報