統計機械(読み)とうけいきかい

百科事典マイペディア 「統計機械」の意味・わかりやすい解説

統計機械【とうけいきかい】

統計,会計事務などにおける計算作業を迅速に行う機械。押しボタンと計算装置をもってデータの単純和,二乗和など必要な累計を出せる統計量計算機と,せん孔カードを用いるせん孔カード統計機械群に大別される。後者は1880年代に米国のH.ホレリスが発明したもので,コンピューターが広く実用になるまでパンチカードシステムとして事務の機械化に利用された。
→関連項目会計機計算機

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android