絵入り読本(読み)エイリヨミホン

デジタル大辞泉 「絵入り読本」の意味・読み・例文・類語

えいり‐よみほん〔ヱいり‐〕【絵入り読本】

江戸時代小説の一。挿絵の多い後期読本人情本などをいう。

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精選版 日本国語大辞典 「絵入り読本」の意味・読み・例文・類語

えいり‐よみほんヱいり‥【絵入読本】

  1. 〘 名詞 〙 江戸後期の、特にさし絵に力を入れて書かれた読本や人情本。また、初期の人情本をもいうことがある。
    1. [初出の実例]「絵入読本(ヱイリヨミホン)ならば、身毛(みのけ)もいよだつばかりにて」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)

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