デジタル大辞泉 「絵馬医者」の意味・読み・例文・類語 えま‐いしゃ〔ヱま‐〕【絵馬医者】 《往診するふりをして、暇つぶしに社寺の絵馬を見て歩くというところから》はやらない医者をからかっていう語。「人には―といはれて、口惜しかりし」〈浮・永代蔵・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「絵馬医者」の意味・読み・例文・類語 えま‐いしゃヱま‥【絵馬医者】 〘 名詞 〙 ( 往診するふりをして、その実、ひまつぶしに社寺の絵馬を見歩くような医者の意から ) 江戸時代、はやらない医者をあざけっていった語。えんまいしゃ。[初出の実例]「絵馬医者のいとど目立や神無月」(出典:俳諧・誹諧職人尽(1745‐49)前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例