絶妙好詞(読み)ぜつみょうこうし(その他表記)Jue-miao-hao-ci

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「絶妙好詞」の意味・わかりやすい解説

絶妙好詞
ぜつみょうこうし
Jue-miao-hao-ci

中国,南宋詞の選集。南宋末の周密の編。7巻。宋の南渡後の詞人 132人から 382首を選び,作者別に配列した書。宋代の代表的文学形式であるは,南宋において極限にまで技巧が凝らされるようになった。本書はそのすぐれた選択で定評がある。詞の衰えた元,明代にはほとんど知られなかったが,清に入り乾隆年間に厲鶚 (れいがく) と査為仁が本書の詞人の小伝や詞の評をつけた『絶妙好詞箋』をつくって再評価され,以後この箋注本が多く刊行されるようになった。

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