絶対君主(読み)ぜったいくんしゅ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「絶対君主」の意味・わかりやすい解説

絶対君主
ぜったいくんしゅ

なにものにも拘束されない絶対的で無制限の権力をふるった君主であって,封建制から資本主義への過渡期に封建貴族と新興ブルジョアジーとの権力をめぐる均衡状態のもとで登場した。絶対君主は常備軍と家産官僚制とに支えられ,さらにイデオロギー的には王権神授説に支援され,分権的な中世国家を中央集権国家のもとに統一した。しかし,封建的社会構成や搾取関係の存続をはかるという反動的役割をも果した。

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