絶島(読み)ゼットウ

デジタル大辞泉 「絶島」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐とう〔‐タウ〕【絶島】

遠く離れた島。はなれじま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絶島」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐とう‥タウ【絶島】

  1. 〘 名詞 〙 遠く他と隔たってかけ離れた島。はなれじま。
    1. [初出の実例]「昔早離即離が南海の絶島に放れたりけむも是にはすぎじとぞ覚し」(出典:延慶本平家(1309‐10)二本)
    2. 「見よや北海万里なる 厳寒不毛の絶島に」(出典:演歌・郡司大尉(1893)〈鬼石学人〉)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐大暦三年春白帝城放船出唐峡詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「絶島」の読み・字形・画数・意味

【絶島】ぜつとう

遠くはなれた孤島

字通「絶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android