綏寧(読み)すいねい

精選版 日本国語大辞典 「綏寧」の意味・読み・例文・類語

すい‐ねい【綏寧】

  1. 〘 名詞 〙 世の中のやすらかなこと。平和。
    1. [初出の実例]「霜威日逼候。彌御綏寧奉寿候」(出典:小川文庵宛大田南畝書簡‐文化元年(1804)一〇月一〇日)
    2. [その他の文献]〔魏志‐王基伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「綏寧」の読み・字形・画数・意味

【綏寧】すいねい

安定させる。〔三国志、魏、王基伝〕嘉以來、累(しき)りにり。當今の務めは、稷(しやしよく)(国家)を鎭安し、百姓を綏するに在り。未だ宜しく衆を動かし、以て外利を求むべからず。

字通「綏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android