続物(読み)ツヅキモノ

デジタル大辞泉 「続物」の意味・読み・例文・類語

つづき‐もの【続(き)物】

完結までに何回か回数を重ねてひとまとまりの内容になるもの。小説映画講談演劇などでいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「続物」の意味・読み・例文・類語

つづき‐もの【続物】

  1. 〘 名詞 〙 一回で完結しないで回を重ねて完結するもの。続きの読み物、講談、ドラマなど。
    1. [初出の実例]「続物抔御出し被下候義は、まづまづ当分御見合せ被下候様仕度奉存候」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保七年(1836)六月二一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android