デジタル大辞泉 「綽綽」の意味・読み・例文・類語 しゃく‐しゃく【×綽×綽】 [ト・タル][文][形動タリ]落ち着いてゆとりがあるさま。ゆったりとしてこせつかないさま。「余裕綽綽たる態度」「手も汚さず汗も出さず、―として刈ってるが」〈左千夫・隣の嫁〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「綽綽」の意味・読み・例文・類語 しゃく‐しゃく【綽綽】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ゆったりとして、ゆとりのあるさま。落ち着いてあせらないさま。綽然。綽綽然。〔交隣須知(18C中か)〕[初出の実例]「人が段々に進化をしたなら、終には綽々(シャクシャク)たる余地が生じて」(出典:諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「綽綽」の読み・字形・画数・意味 【綽綽】しやくしやく ゆとりのあるさま。〔詩、小雅、角弓〕此の令兄弟 綽綽として裕(ゆとり)り字通「綽」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報