綽綽(読み)シャクシャク

デジタル大辞泉 「綽綽」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐しゃく【××綽】

[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いてゆとりがあるさま。ゆったりとしてこせつかないさま。「余裕綽綽たる態度」
「手も汚さず汗も出さず、―として刈ってるが」〈左千夫・隣の嫁〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綽綽」の意味・読み・例文・類語

しゃく‐しゃく【綽綽】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ゆったりとして、ゆとりのあるさま。落ち着いてあせらないさま。綽然。綽綽然。〔交隣須知(18C中か)〕
    1. [初出の実例]「人が段々に進化をしたなら、終には綽々(シャクシャク)たる余地が生じて」(出典:諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「綽綽」の読み・字形・画数・意味

【綽綽】しやくしやく

ゆとりのあるさま。〔詩、小雅角弓〕此の令兄弟 綽綽として裕(ゆとり)

字通「綽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む