綾竹(読み)アヤダケ

  • ×綾竹

デジタル大辞泉の解説

機織り機で、縦糸のもつれを防ぎ、順序を正しくするために、その間に入れる細い竹の棒。綜竹(あぜたけ)。
引き窓の引き縄を掛けるため横に渡した竹。
綾織り竹」に同じ。

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大辞林 第三版の解説

たて糸の乱れるのを防ぎ、糸筋を整えるために、織機のたて糸の間にはさんでおく竹の棒。綾。綜竹あぜたけ
綾織あやおり竹だけに同じ。
引き窓に横にわたして、綱を引っかける竹。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 機織り道具の名。経(たていと)のさばきをよくするために機(はた)の綜絖(そうこう)と間丁(けんちょう)の間に入れた竹の棒。あぜたけ。あや。
※俳諧・文化句帖‐元年(1804)七月「あや竹に鳴合せたるいとど哉(かな)
※仮名草子・竹斎(1621‐23)上「遊女、遊君集りて、若き人々打交り、三味線、胡弓にあや竹や、調べ添へたるその中に」
③ 引き窓の引き綱をかけるために横に渡した竹。〔日本建築辞彙(1906)〕

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世界大百科事典内の綾竹の言及

【織機】より

…経糸は整経機で平行にそろえられてワープビーム(経巻(たてまき))Aに巻かれている。そこから引き出された経糸は綾棒(あやぼう)または綾竹(あやたけ)と呼ばれる細長い棒Dで1本おきに上下に振り分けられ,次の綾棒D′でその上下を逆にして経糸の順序が横方向に乱れるのを防いでいる。綾棒を通過した経糸は1本ずつ針金で作られた綜絖(そうこう)(ヘルド)Eの中央にある小さい穴(目)に通され,ついで櫛状に並べられた棒(筬羽(おさは))を枠で固定した筬Fの各間隙を2本から数本いっしょに通された後,いくつかのガイドを経てクロスビーム(布巻(ぬのまき))Kに巻かれている。…

※「綾竹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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