綾西洞院町(読み)あやにしのとういんちよう

日本歴史地名大系 「綾西洞院町」の解説

綾西洞院町
あやにしのとういんちよう

下京区西洞院通綾小路下ル

南北に通る西洞院通(旧西洞院大路)を挟む両側町。

平安京の条坊では左京五条二坊四保一五町東側及び同五条三坊一保二町西側にあたり、平安中期以降は綾小路西洞院大路の南の地。当町東側は菅原道真の紅梅殿こうばいどのの一部であった(拾芥抄)

「清眼抄」によると、安元三年(一一七七)四月二八日の大火いわゆる「太郎焼亡」の被災記事に、「大納言邦綱卿綾小路南西洞院西角」とあり、藤原邦綱邸が当町西北部に所在。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む