綾部山三九号墓(読み)あやべやまさんじゆうきゆうごうぼ

日本歴史地名大系 「綾部山三九号墓」の解説

綾部山三九号墓
あやべやまさんじゆうきゆうごうぼ

[現在地名]たつの市御津町黒崎

瀬戸内海に面した綾部山東端付近の尾根上、標高二七メートル前後に立地している。平成一五年(二〇〇三)に発掘調査が行われ、現状では一〇メートル×一二メートル程度、高さ一・二メートル前後の楕円形墳丘である。墳丘外縁に貼石が存在し、その外側に小円礫帯が存在することから、さらに大きな墳丘になることも考えられる。また、墳頂部に隆起円礫堆が造られていたことが想定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android