知恵蔵 「総括整理職」の解説 総括整理職 省庁によって名称は様々であるが、必要に応じて所掌事務の一部を総括整理する職が置かれている。省レベルに、事務次官を補佐するために置かれることもあれば、局、大臣官房、部、委員会にも設けられることがある。審議官、参事官といった名称が使われることが多い。課のレベルにも、課の所掌に属さない事務の能率的処理のために、総括整理職に準じた職が設けられることがある。これにも参事官などの名称が付けられているが、総括整理職と区別するために分掌職と総称される。 (新藤宗幸 千葉大学法経学部教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「総括整理職」の意味・わかりやすい解説 総括整理職そうかつせいりしょく 必要に応じ一定の事務を総括的に扱うために置かれる職位。審議官や参事官の名称が多い。省レベルでは事務次官を補佐するものが代表的だが,官房,局,部,委員会レベルにも置かれることがある。課レベルでも,課の所掌でない事務を能率的に処理するため参事官などの職が置かれることがあるが,これらは分掌職と呼ばれている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by