総桜科(読み)ふさざくらか

精選版 日本国語大辞典 「総桜科」の意味・読み・例文・類語

ふさざくら‐か‥クヮ【総桜科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。一属三種だけが知られ、アジア東部とヒマラヤに分布する。落葉高木または低木で、葉は互生し托葉がない。花は葉に先だって開き、側芽についた苞の腋に六~一二個が束生する。花弁はなく、多数の雄しべがあって花托に密生する。子房上位で六~一八個の心皮から成り、一~四個の胚珠がある。果実には柄があり、小形の扁平な翼がある。日本にはフサザクラが自生する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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