最新 地学事典 「緑簾石族」の解説
りょくれんせきぞく
緑簾石族
epidote group
緑れん石上族に属する。単斜晶系,空間群P21/m。構造式A1A2M1M2M3(Si2O7)(SiO4)O(OH)で表される。緑れん石族では,A1,A2席では2価の陽イオン(Me2+),M1-3席では3価の陽イオン(Me3+)が卓越する。A2Me2+>0.5,M1Me3+>0.5,M3Me3+>0.5の場合,緑れん石族に分類される。一般にA1席はCa, Mn2+, A2席はCa, Sr, Pbで占有される。6配位席M1-3のうち最も小さいM2席はAlのみで占有され,M1,M3席にはAl, Fe3+, Mn3+, Cr3+, V3+が占有する。緑れん石族を代表する鉱物としては,灰れん石,緑れん石,紅れん石,新潟石。
執筆者:永嶌 真理子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

